おしらせ

2023-03-31 22:45:00

子宮頸がんワクチン・キャッチアップ接種もやってます!

子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)が長らく中断していましたが、中断に至った接種後の様々な身体反応に関しては因果関係がないという見解が出ましたので、当院では2020年10月から再開しています。

そう言われてもご不安はあるかと思います。接種後の身体反応はどうなの?ホントに大丈夫なの?そもそもHPV(ヒトパピローマウイルス)って何なの?ワクチンにはいくつか種類があるみたいだけど何が違うの?男の子も接種できるの?などなどのギモンに対するお答えは下記HPでわかりやすく書かれておりますので、ぜひご一読ください。(ここで私が説明するより下記のHPを読んでいただいた方がわかりやすく、正しい情報が書かれています。ネット情報は ”ん?” と思うものもありますが、これはきちんと書かれているので信用してくださいね♪)

 

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ワクチンですが、2023.4月からシルガード9という、今までのワクチンよりもウイルスの種類を広くカバーしたワクチンが公費で接種できるようになりました。海外ではこれがスタンダードです。これから接種をする方はもちろん、いままで2価(サーバリックス)や4価(ガーダシル)を接種していた方も、残りの回数はシルガード9での接種をお勧めします。

 

また、キャッチアップ世代の方の接種も行っています。予約はネットで出来ます。診察券番号がご不明の場合は新患登録をすると番号が発行されますので、その番号で予約をすることが可能です。

 

キャッチアップ制度は令和7年3月31日で終了します。ワクチンは3回接種する必要がありますが、3回終了するのに最短でも半年かかります。従って令和6年9月までに1回目を終わらせないと間に合わなくなってしまいます。制度終了後自費で接種することは可能ですが、3回で10万円ほどかかります。ワクチンはとても高価なものなのです。

 

ヒトパピローマウイルスは誰でも感染しうるウイルスだからこそ予防が大切です。(20歳過ぎたらがん検診も忘れずに!)海外では日本よりも接種率と検診の受診率が高いので(しかも男子にも公費接種が行われています)子宮頸がんが減ってきています。

 

子宮頚がんは若い女性のがんと言われ、20-30代で発症します。がんになると子宮摘出などの治療が必要になるため【マザーキラー】と呼ばれています。ワクチンをしておけばよかったと後悔することがないようにしてほしいのです。

 

 

男子のワクチン接種についてはご希望であれば有料ですが行いますのでお電話ください。

 

 

 オンラインによるご相談も承ります。オンライン診療の手続きをした後、育児相談の時間枠で予約をお取りくだされば、守岡が個人的に応じます。

 

👇👇👇子宮頸がんワクチンの詳しい内容のHPはこちらです👇👇👇

https://www.know-vpd.jp/faq/hpv.php(Q&A集)

https://www.know-vpd.jp/children/va_c_cancer.htm(ワクチンについての説明)

 

 

最後に・・・個人的な話はどうかと思いつつ、ワクチンの必要性を書かせていただきますね。私は10年くらい前の子宮がん検診で引っ掛かり、【がんになりそうな異常な細胞がある状態】と診断されました。以後半年ごとに経過を診てもらっています。幸いまだ”ガン”ではなく手術もしていませんが、なんとなーく不安をかかえながらの毎日は、ふとした時に憂鬱になります。当然ながらヒトパピローマウイルスにばっちり感染していることもわかりました。また、20年くらい前になりますが、子宮頸がんにかかってしまった患者さんのママに、頸がんワクチンが日本でもできるようになったら(海外ではすでに接種が始まっていました)先生のところでも絶対にやってくださいね!と言われたこともずっと心に刻んでいます。2013年に日本でワクチン接種が始まった時は、当時中学生だった私の長女に接種しました。1人でも多くの方をHPV感染と子宮頸がんから守りたい、、、私の思いはそれだけです。

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